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2025年10月10日

秋は肺の季節

あれあれ、いつの間に10月中旬になったのだろう。。。

月日が経つのは早いですねぇ。

あと2か月くらいで年末とはとても思えない(笑)


さて、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。

でも昼間はまだ30度近くなったりするので、半そでの出番がまだありそうですね。


今日は東洋医学の五行学説をお話ししようかなと思います。

五行学説の中には、人間と自然環境との相互関係を明らかにしようという考え方があります。

人間も動物も自然界で生活するので、自然環境、例えば気候の変化、地理的条件などは、生理活動に重要な影響を与えます。


面白いのは各季節によって相応する臓器があることです。

春は肝臓、夏は心臓、残暑(長夏)は脾臓、秋は肺、冬は腎臓なのです。

ちょうど今は秋なので肺の季節ですね。

秋から冬になっていくときに気になるのは乾燥です。

肺は乾燥が大嫌いなので、肺を労わるには加湿が大事です。

漢方薬には肺に潤いを与えるものがあります。

乾燥する時期に咳が増えたり元々咳しやすい人や動物は、症状がひどくなくても予防的に飲んでおくといいですね。


肺と表裏関係にあるのは大腸、そして鼻に開竅します。鼻腔が通るか、嗅覚が鋭敏かどうかは肺の機能と関連します。肺と言えば呼吸ですが、東洋医学では水液の通路としても重要視されます。排尿が順調であるためには、肺が元気である必要があります。皮膚を潤わせたり髪の毛に潤いを与えているのも根っこには肺の機能が関係してます。


西洋医学では良く分からない関係性かもしれませんが、東洋医学を知っていると様々な角度から体を労わることができると思います。


鍼灸と漢方薬は、不足しているところを補い過剰なところを落ち着かせる力があります。

いろんなキャパオーバーになる前に、ちょっとの不調で整えることが大事です。


皆様、ご自愛いただけますよう、季節の移り変わりを上手に乗り越えましょう(^O^)/

隙間時間で21歳のネロの鍼灸
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ユニバのホラーナイトに行ってきました
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